RECRUIT採⽤情報
社員紹介
企画制作
信戸 佑里
企画の業務は多岐に亘り、アイディア出しから図面の制作、企画書の作成から施工現場の管理まで行います。お客様のご希望を実現するために、本当に必要なものは何かを見極め、クリエイティブ部門として驚きに満ちたご提案でお客様にご満足を提供します。
私たち企画の仕事は、お打合せの中で様々なアイディアを提供しながら、お客様のご要望を形にするための方法を模索することから始まります。しかし、始めからイベント全体を明確にイメージできているというケースはありません。目的は見えているけど手段が分からなかったり、逆に目的が不明確だったり、そんな手探りの状態から始まります。
そこで私たちに求められる役割は、お客様ご自身でも気付いていない本当のご要望を引き出すことだと思っています。そのためには、まず私たちがお客様のことを理解しないといけないですし、お客様からも全面的にご信頼いただいて心を開いてもらう必要があります。
そうするために大切なのは、とにかくお客様と何度も直接お会いすることです。足しげく通う中で交わす他愛もない会話から垣間見えたちょっとした特徴から、その方の本質が浮かび上がってきたりするんです。その糸を手繰り寄せるようにしながら、いろんな角度から何度も諦めずにアイディアのディスカッションを重ねることで、最適なご提案に辿り着くことができるんだと思っています。
多岐に亘るTSP太陽の企画業務の中で最も大きな割合を占めるのは図面を描く等の制作業務で、これは建築系のバックグラウンドを持つ私にとって得意な領域でもあります。 一方、その前段階のアイディア出しの業務は割ける時間も限られており、またかつては私の少し苦手とする部分でもありました。 スタートの時点から制約のことばかり意識して、イメージが委縮してしまっていたんです。経験を通してそれを克服した今、私が意識しているのは「始めのディスカッションでは大きくアイディアを盛り込み、それを徐々にそぎ落として洗練させていく」ということです。 例えば「行政関連の案件だから、落ち着いた提案で固めよう」と思っていては、驚きと感動を生むことはできません。 枠に捕らわれない大胆で柔軟な発想からスタートすることで、最終的な仕上がりもお客様の期待を上回るものになってきます。 企画は提案の制限が少ない分、体系化の難しい領域です。全ての案件が「初めて」だらけで大変ではありますが、同時に常に新鮮さを感じられて楽しみも大きいと思っています。 イベントを作り上げる工程の中でも特にクリエイティブな部分を担当する立場として、これからもお客様に驚きと満足を提供していきたいと思います。