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2021.12.08
日本初、海上輸送用として使えるISO規格コンテナを使った常設建築

ヤンマーアグリソリューションセンター デモンストレーションフィールド「展望ラウンジ」

北海道江別市にある「ヤンマーアグリソリューションセンター」は、作業・機械体系について様々に農業経営をサポートする大型施設。敷地内には、ヤンマーが扱う農業機械の情報を発信するショールーム的な役割の「ナレッジセンター」と、その南側には、道を挟んで約3ヘクタールの広大な「デモンストレーションフィールド」が広がっている。

ここでは最先端の農業機械を見るだけではなく、文字通りデモンストレーションを見学したり、実際に試乗することもできる。2014年11月のオープンから最初の5ヶ月間で、6000人以上の農業関係者が訪れたというほどの人気ぶりだった。

この「デモンストレーションフィールド」には、ひときわ存在感を放つモニュメントがある。敷地の北側からフィールド全体を見渡せる位置に立つ、真っ赤な2棟の「展望ラウンジ」だ。

使われているのは国際基準を満たした”本物”の海上輸送用コンテナ

深みのある「ヤンマーレッド」が鮮やかなこの建物は、世界最大の総合デザイン会社、ゲンスラー社のデザインによるもの。ISO規格の40フィートロングコンテナを組み合わせた常設建築としては日本初とのことだ。

「コンテナを使って『ヤンマーアグリソリューションセンター』のシンボルになりうる建築物を創りたい、というのがオーダーでした」と語るのは、株式会社TSP太陽の設計担当者。実際に大量のコンテナを使ったプロジェクト(ノマディック美術館 グレゴリー・コルベール作品展)の実績があり、各種イベントでは普段からコンテナ系のプロダクツに触り慣れているという強みもあった。

「”本物”の40フィートロングコンテナにこだわりました。ヤンマー様は世界5位のシェアを誇る農業機械メーカーですし、やはり工業製品はプライドを持って工業製品として見せたい。”プロダクトと建築の融合”を表現することが命題でしたね。使ったコンテナは、構造計算適合性判定に耐えられるように作った特注品ではありますが、実際に海上輸送用コンテナとして使える国際規格にも適合したものです。これを4基と、20フィートコンテナ2基を組み合わせて常設建築物として設計・施工しました」(同担当者)。

こだわり抜いた”赤”

色にもこだわった。コンテナ全面に塗装された深みのある赤色は、ヤンマーを象徴するコーポレートカラーだ。それだけに一切の妥協は許されない。

「この赤色は建築塗料での調色では非常に難しい深みのある色で、何度も調色を行ってたどり着きました。調色して金属に塗装したものを実際の色と見比べては、また微調整して調色し直す……これを5度ほど繰り返しました」(同担当者)。

“本物”のコンテナと”本物”の色。とことんこだわり抜いた「ヤンマーアグリソリューションセンター」のシンボルは、訪れたすべての農業関係者にインパクトを残すだけではなく、今や地元の人々のランドマークとしても親しまれている。

「年に何度かは、地元の人たちや社員さんの家族を招待してバーベキュー大会などを行ったり、クリスマスにはツリーを飾ってイベントを行ったりしています」(同担当者)。

【事業概要】建築物としては日本初となる、オリジナルの40フィートロングコンテナを縦に組み合わせた独創的デザインの常設建築
【施主】ヤンマーアグリジャパン株式会社
【設計】 Gensler
【監修】 KEN OKUYAMA DESIGN
【場所】北海道江別市
【竣工】2014年11月~
【業務範囲】 設・内装設計/施工
延べ床面積127㎡

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