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PROJECT実績紹介

新しい街「高輪ゲートウェイ」の 4年後の未来をかたどる巨大な“しらなみ”

2020年3月14日にJR山手線に49年ぶりの新駅となる「高輪ゲートウェイ」が開業。そしてその夏に、新駅の西側に広がる巨大な敷地で「Takanawa Gateway Fest」という大規模イベントが開催されたことは、メディアなどで大きく報道されたこともあって、記憶に新しいところである。

敷地内の4つの大きなパビリオンでは、最新テクノロジーやアートの展示が行われ、イベントスペースでは曜日ごとに異なるイベントが開催された。来場者が憩える芝生広場では、日本の食文化や伝統工芸が楽しめるたくさんの模擬店が並んだ。

2020年7月14日から9月6日までの約2ヶ月間、コロナ禍によって人数制限を施し、感染予防対策に務めながら、多くの人々がイベントを楽しんだ。

約3万㎡を使ったシティープロモーションイベント

「我々は企画段階からプロジェクトに参加させていただきました」と語るのは、TSP太陽スペースEX部の野村哲也部長。

「当初、2020年の春の新駅開業から夏の東京オリ・パラ開催に合わせた半年間で開催できないかと。新駅に隣接した敷地を使って、インバウンドなどのオリンピック効果も活用し、後の開発エリアへの誘客を図るシティープロモーション事業を行いたいとのことでした」

JR山手線の駅の目の前というこれ以上ないアクセスの良さに、約3万㎡という巨大な敷地。「企画はこれから」という状態だった。

「投下予算と事業概要に対し、どの方面からどの位の人が訪れるのかと、来場者の流動をシュミレーションしながら、お施主様含む関係各所の皆様と初期計画を進めました」

気鋭の建築家がイメージする「しらなみ」を実現

建築プロデューサーは気鋭の建築家・永山祐子氏。世界の名だたる賞を受賞し、近年では武蔵野美術大学で客員教授を務める永山氏の、優しく柔らかい世界観がイベントの目指すイメージにマッチした。

「永山さんを交えて決めたコンセプトは『しらなみ』でした。かつて、この一帯は海岸だった場所。当時の海岸線の記憶を呼び覚ますような、いくつもの『白い波』を特注の膜構造で表現することになりました」(野村部長)

永山氏のイメージを元に設計を行い、フォルムなどを見ながら修正を繰り返す。波の高さや曲線を調整しながら、全体の絵として「見ていて気持ちの良い波の風景」が創り出せるまで、これを何度も繰り返した。そうした尽力を重ねながらも、会場全体がほぼ完成していた3月、新型コロナの影響がいよいよ深刻化した。

コロナ禍がスケジュールに大きく影響

「当初の予定では4月のオープンでした。しかしこの状況では延期も致し方ないだろうと。同じ頃オリンピックの延期も決まり、それに伴って規模も縮小しました。3月下旬に工事をいったん中断して、5月に再開し、7月のオープンに向けて仕上げていきました」と野村部長は当時を振り返る。

「それでもオープンにこぎつけたときはホッとしました。目の前に広がる美しい『しらなみ』と、それを背景に楽しそうな来場者の皆さん。コロナ禍で大変な思いもしましたが、初期から関わっていた身としては、この光景を見るのが一番の喜びですね」

確固たる経験と実績に裏付けられた”イベントのプロ”は、異例の事態をも乗り越える。

2020年夏、新しい街をかたどった「しらなみ」の存在感は、来場者のみならず、山手線の車窓から眺める多くの乗客の記憶にも残ったに違いない。

  • 【事業概要】 大規模都市開発で生まれ変わるシティープロモーション空間
  • 【施主】JR東日本旅客鉄道 株式会社
  • 【場所】東京都港区高輪2丁目21番
  • 【会期】 2020年7月14日~ 9月6日
  • 【業務範囲】動員算定 企画・デザイン 建築設計 施工監理

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