PROJECT実績紹介
柱がない空間を作り上げ、ゲストのシームレスな体験を実現
1970年の大阪万博の企画に参画された堺屋太一氏が、1985年の第1回食博覧会のテーマとして発案された「宴」。
今回の大阪・関西万博では、ORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」として万博会場内にて出展開催しました。
新しい外食の在り方を世界に「宴~UTAGE~」として定着させていくとともに、5つのアクションである新・おもてなし、新・食体験、新・境地、新・賑わい、新・外食産業を目指します。
パビリオンは2階建ての構造となっており、1階は「外食産業各社が考える未来の食」をテーマに、人気の外食チェーンや老舗菓子店が万博限定メニューや試食を提供し、日本酒などのアルコール飲料を販売するブースも設置。2階では体験プログラムなどを通じて、生産者側の技術や工夫を体感できるスペースとなっており、食の背景にも触れることができます。










基礎工事、エレベーターの設置を含む電気工事や、
ファサード部分をのぞく外構部分の設計・施工を担当しました。
建物2階天井部分には、再生可能な建材「TMトラス」を使用し、柱のないシームレスな大空間を実現しました。
大空間の中で展示や試飲・試食など様々な体験型プログラムを楽しむことができます。
現場は海に囲まれている人工島ということもあり、常時風が強く吹いている状況でした。
その中でも施工計画や工程管理について綿密に計画を立て、工程を遅延せずに工事を完了させることができました。
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