わたしは小さい頃から美術が好きで、学生時代は京都の芸術大学で主に映像を学びながら、地域の芸術系イベントに携わっていました。その関係で、卒業後もフリーランスのアートディレクターとして、国際的な芸術祭の立ち上げなどにも参加しました。 何年かして、もう少し勉強したかったというのと、会社組織に属してみたいと思い、TVの番組制作会社に入社しました。アシスタントプロデューサーまでなったところで、「映像だけでなく、アートにも関わっていきたい」と感じるようになり、ちょうどその頃アートプロジェクトで過去に関わりのあったTSP太陽の方から声をかけてもらって、この会社に入社することになりました。 イベントプロジェクトを通して映像も、デザインも、アートプロジェクトへの参加も全部できるというのはすごく貴重な機会だったので、スムーズにOKしました。声をかけてくれたのがフリー時代に関わりのあった方だったというのも、安心できましたね。その時は、創作活動もしながら映像の経験も活かすことができる楽しみをもちつつ、「組織の中で企画する」という未経験の不安という両方を感じていました。

わたしのいる部署では、主に長期・大規模なイベントの企画を担当しています。仕事の幅は広くて、ディレクターとして、イベントの内容を企画立案・集約し、予算管理と共にクライアントに提案します。又、制作推進的な発注作業もしたりします。全体的には、社内ではクリエイティブなポジションです。 入社前は、組織的な業務の経験不足に不安を感じていましたけど、逆に、プロが分業する体制が整っていたので、今は自分のやりたいことに集中できています。自分がやりたいと思うことは、とにかく会社が「琴塚、これやってみろ」と後押ししてくれるし、分からないことは質問すれば周りの人がすごく丁寧に教えてくれます。個人としての動きやすさと、組織としてのサポート体制の、両方の良いところが活かせる会社だと思います。わたしは本当に居心地が良いですね。 会社として受注する仕事の種類が豊富なので、勉強したい、経験したい、と思っている人には、すごくいい環境です。わたしも日々、自分のネットワークが広がっていくのが感じられて、時々そこから次の仕事に繋がったりもして、楽しんで仕事をしています。 何でもいいんですけど、「これが好き」というものがあって、それについて吸収して成長したい、と思っている人には、それを与えてくれる会社だと思います。是非、自分の「好き」を持って挑戦してみてほしいですね。