親が建築系の仕事をしていたからだと思うんですけど、昔から建築に興味があって、学校もその方面に進みました。設計をメインに学んでいて、学生時代はけっこう真面目に勉強ばかりしていたと思います。あるときインターネットでTSP太陽が手掛けたイベント会場の仮設建築を見かけて、それがとにかくすごくて、「仮設建築なのに、なんでこんなにカッコいいんだ！」と、とても感動したんですよ。そこからイベント業界に関わりたいと思うようになりました。 新卒でTSP太陽に応募したんですけど、採用面接に来ているのがみんな面白そうな人や、ユニークな人ばかりだったり、試験の内容が「白紙に自分の考えたイベントを自由に描いてみろ」などすごくクリエイティブな感じだったりして、「ここで働いたらどんな体験ができるんだろう」とすごくワクワクしたのを覚えています。 TSP太陽は社屋もとても有名で、テレビドラマのロケにも使われたりしています。建築したのが自分の大好きな建築家の伊東豊雄さんなので、「この場所で働きたい」という強い希望もありました。面接官の先輩たちは強面で怖かったのですが、なんとか内定をいただいたときはとても嬉しかったですね。

施工監理部内で今私は、準備計画段階の仕事を主に行っています。作成された図面を見て、そこから必要な工事内容を拾い出し、工程や予算を整理し、現場で施工するチームに伝えて、その進捗を管理することも主な仕事です。 設計以外の知識はまったくなかったので、入社後はとにかく現場に足を運んで、イベントの施工とは何かをひたすら吸収していました。最初は知識も技術もなかったので、「今、自分にできることをしよう」と、現場の掃除なんかをしながら先輩たちの仕事を見学していましたね。そのうち知識も付いてきて、２年目には一つのプロジェクトのリーダーを任せてもらえることになったんです。始めは「自分にはまだ早い」と思ってすごく不安だったんですけど、怖いと思っていた強面の先輩たちが実はとても優しくて、私の質問にすごく丁寧に答えてサポートしてくれたんですよ。おかげで、初仕事ながらイベントは大成功しました。そのイベントはテレビやネットに掲載されたり、友達のSNSで取り上げられたりもして、それがすごく誇らしくて、未経験の自分でも人に感動を与えられたことがとても嬉しかったです。 建築やイベントが好きな方は、ネット越しじゃなくて、一度TSP太陽の手掛けた現場を「生」で見てほしいと思います。もしそこで感動したなら、その人にとってTSP太陽は絶対に良い会社です。是非、見に来てください。