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COLUMNコラム

遊休地を賑わい空間に変える6つの方法

「再開発までの広大な土地を活用して大規模イベントを立ち上げたい」
「使っていない土地を利用して企業ブランディングをしたい」
「遊休地を使って町おこしをしたい」などなど。

「遊休地」とは、何もしなければ、読んで字のごとく「遊んで休んでしまう土地」です。しかしノウハウさえあれば、「遊休地」には、こうした課題解決の可能性がぎっしり詰まっています。

TSP太陽は、遊休地と「期間限定建物」をフルに活用した長期間イベントにも、多くの実績と最先端のノウハウを持っています。

そんな当社の実績のほんの一部を、6つのソリューション別にご紹介します。

1.遊休地を人が集まる賑わい空間に変える

再開発前の土地の中には、広大でアクセス抜群なものあり、期限付きでもこれを活用することで賑わいの創出を図れます。このような土地に、話題性のある期間限定の大規模イベントを開催することで、賑わいの創出を図れます。

長期間の運営に十分耐えうる建造物をすみやかに建設、必要に応じてすみやかに解体も可能。遊休地を最大限に活用するだけでなく、解体後も土地のバリューアップ・地域活性化を期待できます。

2017年に豊洲の遊休地を利用してオープンした「IHIステージアラウンド東京」も、実はTSP太陽が建設にかかわった建造物です。

IHIステージアラウンド東京

「世界で2つ目の360度回転する円形劇場」として、今や”豊洲の名所”となりつつある通称「ステアラ」。話題性も抜群で、実際に豊洲という地域のバリューアップ・活性化に大きく貢献しています。

同じく、横浜駅西口の再開発地域における「YOKOHAMA SOTETSU SQUARE」も、話題性のあるギミックシアターと人気キャラクターの路面店などで、2015年よりたくさんの人を集めています。

YOKOHAMA SOTETSU SQUARE

2.新しいまちに人の流れをつくる

新たに活性化したい都市の開発、シティープロモーションにおいては「賑わいの創出」はメインの課題です。従来とは違う回遊動線を作るには、その土地に話題性の高いコンテンツを構築することが近道です。

1(遊休地を人が集まる賑わい空間に変える)で紹介した「IHIステージアラウンド東京」も、まさに新しい都市に「賑わいの創出」をもたらした代表例です。「ここでしか味わえないエンタメ」は、地域外から多くの人々を集め、楽しませています。

55日間という期間限定で、駅周辺の再開発エリアに期間限定建物やテント、イベントスペースを構築し、賑わい空間の創出を実現しました。

そして同じように2020年よりオープンした期間限定イベント空間「Takanawa Gateway Fest」も、山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」にたくさんのお客様を迎え入れ、新たな回遊動線を築きました。

55日間という期間限定で、駅周辺の再開発エリアに期間限定建物やテント、イベントスペースを構築し、賑わい空間の創出を実現しました。

Takanawa Gateway Fest

3.メッセージを広く訴求する

「空間を通じてメッセージを広く全国に伝えたい」――そんな課題においても期間限定建物が活躍します。土地から土地へ、イベント会場ごと移動して、伝えるべきメッセージをたくさんの地域に伝えることができます。

東日本大震災被災地への復興支援として2013年宮城県松島市を皮切りに開催された「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ」は、その後宮城県仙台市(2014年)、福島県福島市(2015年)、そして東京ミッドタウン(2017年)と会場ごと渡り歩きました。

ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ

世界的建築家や彫刻家が協働して設計・制作された可動式コンサートホールでは、世界的オーケストラによる素晴らしい演奏が行われ、平和へのメッセージを、それぞれの地域で人々の胸に刻み込みました。

2014年から2015年にかけて、東北二県と東京、計3か所に建設された、ライブエンターテイメント専用シアター「チームスマイル・PIT(Power Into Tohoku!)」も同様。エンターテイメントを通じた東日本大震災の復興支援を、「一般社団法人チームスマイル」とともに広く訴求しています。

豊洲PIT/いわきPIT/仙台PIT

4.エンタメ空間を招致して土地の価値を向上

世界各国で話題となっているエンタメコンテンツを、独創的な期間限定建物と最先端の技術力で遊休地に招致します。極上のエンタメ空間を実現することで、多くのお客様の感動を生み、開催された土地の価値を向上させています。

TSP太陽が手がけた代表例といえば、2007年の「ノマディック美術館 グレゴリー・コルベール作品展」でしょう。

ノマディック美術館 グレゴリー・コルベール作品展

「ノマディック美術館」は、世界の港を移動する美術館。2005年にはニューヨーク、2006年にカリフォルニアで好評を博した美術館が、2007年、コンセプトはそのままに、形を変えて東京・お台場へ上陸しています。TSP太陽のノウハウと技術力だからこそ実現できた好例といえます。

そして、世界的エンタメコンテンツといえば、2009年に晴海で開催した「騎馬スペクタクル ZINGARO日本公演」も、他国公演と同様、訪れた日本の人々に深い感動と興奮をもたらしました。

こちらのコンテンツはこれまで2度招致しており、どちらも大盛況のまま会期を終えています。

騎馬スペクタクル ZINGARO

5.企業ブランディングの形成をサポートする

所有地の空きスペースや遊休地に企業のコンセプトに沿った建造物を構築することで、企業ブランディングやPR活動に活用することもできます。

一例としては、全国展開されている空調機メンテナンス企業・三晃空調様の研修施設「SANKOワッツ・ラボ オオサカ」があります。

SANKO ワッツ・ラボ オオサカ

この施設は、文字通り社員のレベルアップに使われるだけでなく、地域の方々への理解促進やコミュニティ形成にも役立ち、企業様のブランディングに大きく貢献しています。

さらに北海道江別市の「ヤンマー アグリソリューションセンター デモフィールド」も、企業ブランディングに貢献している例のひとつです。

これは日本最大手農業機械メーカー・ヤンマー様が、製品の素晴らしさをPRするため、約3ヘクタールの広大な土地に構築した体験型試乗施設です。世界的デザイナーの設計を元に、TSP太陽も基礎工事、オリジナルコンテナ、設備、内装などにおいて大きく技術力を発揮しています。

ヤンマー アグリソリューションセンター デモフィールド

6.地域の魅力度アップをはかる

地方各地の自治体にとっては、地域の活性や賑わいの創出、移住促進は普遍的な課題です。これを解決すべく、地域の魅力を存分に活かしたエンタメ空間をご提案できます。

TSP太陽は、期間限定建物を使った施設に限らず、空間演出や景観演出によって、地域外の人々も来たくなるようなエンタメイベントを多く手掛け、広大な遊休地に多くの賑わいを創出してきました。代表例としましては、2020年にTSP太陽が主催した「南紀白浜パンダバンブー EXPO.2020」でしょう。

南紀白浜パンダバンブー EXPO.2020

このイベントは、ジャイアントパンダが暮らす和歌山県「パンダの町 白浜」の魅力を伝えつつ、竹資源の有効活用を発信していくことを目的とした、町をあげての取り組みです。TSP太陽は、主催者として企画~設計~広報・PR~運営までトータルに担当しています。

地域資産を有効に活用した例といえば、2016年に岩手県 宮沢賢治童話村で行われた「宮沢賢治生誕120年記念事業 2016」における空間演出と、奈良県平城京跡で毎年行われている「奈良天平祭」における光の演出もあります。

宮沢賢治生誕120年記念事業 2016

奈良天平祭

それぞれ地域資産である「宮沢賢治」と「平城京跡」を、最先端の演出によってさらに輝かせることで、来訪した人々の記憶に残るものとしています。

以上のように、TSP太陽はこれまで、遊休地に期間限定建物や最先端の演出を組み合わせることで、多くの課題を解決してきた実績があります。

業界66年の歴史、その積み重ねによる膨大な経験とノウハウから、クライアントのどんなニーズに対しても最適なソリューション提案ができます。TSP太陽は、コンサルからコンテンツ誘致や動員算定などのマスタープラン、そしてプランの実現、会場運営まで、ワンストップで対応します。

 

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