PROJECT実績紹介
水上の熱戦、日本一を決める全日本ローイング選手権
ローイングとは、オールを使ってボートを漕ぎ進める水上競技スポーツの一つ。全日本ローイング選手権大会では、大学生や社会人チームから数多くの選手が出場し、個人競技からチーム戦、体重別など、20種目で日本一を競いました。
2㎞にわたるコースの終着点には屋根付きの観客席が隣接。眺めの良い屋根付きエリアや開放感に溢れる芝生席など、自由な観戦スタイルで楽しめる点も本大会の魅力です。
会場内の一部造作の企画・デザイン、テントレンタル・メンテナンス、ボート置き場のラックをはじめとする会場設営などを担当いたしました。今年で3年連続の受注となり、蓄積してきたノウハウを生かしてスムーズな運営サポートを行いました。
屋外競技ということもあり、クライアントは“安全な運営”に細心の注意を払われていました。特に本大会期間中は雨と強風が見込まれたため、テントに通常よりも多く重りをつけて備えたり、天気予報によってはテントをたたむことを進言したりと、当社の立場から安全な大会運営に最大限寄与しました。観客用の休憩テントとボランティアの本部用として活用いただいた当社所有の大型テント「PIRAMIDE」「MULTI」「PICCOLO」に対しても、クライアントからは「丈夫で安心感がある」「大型テントなので、テントとテントの間に雨漏り対策をする心配がなくてよい」といった評価をいただくことができました。テントは毎日メンテナンスを行い、安全の維持に努めました。
会場内の設営でポイントとなったのは、会場内、観客席対岸の壁面に掲示しているスポンサーバナー。このバナーは通常とは異なり、船上から設置するという高度な技術が必要です。安全に、かつ迅速に設置できる経験豊富な作業者を手配することで、無事に設営を完遂させました。
こうした大型スポーツイベントでの設営業務を行う上で大前提となるのは、選手たちの調整・練習に影響を及ぼさないことです。当社は多数の競技会運営の経験があります。ノウハウを生かして設営の順番や人員配置などを細かく段取り、選手たちの練習タイミングに合わせてボートのラックを30台組み上げるなど、アスリートファーストな大会をサポートしました。
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