PROJECT実績紹介
東京2020大会を継承、スポーツを基点とした新たな賑わいの場を創出
東京2020大会を継承したスポーツエリアに商業エリアが加わり、スポーツを基点としたウェルビーイングを目指して、誰もが健康的で幸せを感じるライフスタイルを実現するまちづくりを推進する「livedoor URBAN SPORTS PARK」。東京建物株式会社を代表企業とし、TSP太陽株式会社、株式会社日テレ アックスオンで構成するコンソーシアムが設立したTokyo Sports Wellness Village株式会社が運営しています。
「誰もが輝き、健康的で幸せを感じるまちづくり」のコンセプトのもと、東京都のPFI事業※を受託。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に寄与する事業活動として参画しています。
「livedoor URBAN SPORTS PARK」内は2つのゾーンに分かれています。東京2020大会を継承した大会レガシーゾーンにはスケートボード施設、屋内ボルダー棟、3×3バスケットボールコートを設置。多目的ゾーンには「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」をリユースした屋根付きランニング施設をはじめ、屋外アスレチック施設、店舗などが並んでいます。
※PFI事業とは公共施設等の建設、維持管理、運営等に民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用することにより、同一水準のサービスをより安く、又は、同一価格でより上質のサービスを提供する手法。
「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき実施されています。
当社はコンソーシアムが組織される以前から東京都のヒアリングに参加。官民対話を続ける中で事業者としての参画を目指し、8年の歳月をかけて開業しました。国際大会で使用したスポーツクライミングおよびスケートボードの競技場のレガシーと共に、グループ会社である太陽工業株式会社による新しい「膜」素材を使って造られた「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」を移設する企画を立案し、2023年の事業者公募にて事業者に選ばれました。
東京都が10年間公園を企業に貸与し、民間の活力で収益とにぎわいを創出するPFI事業において、関係機関と長期にわたって協議を重ねるとともに、事業採算性の観点からネーミングライツや協賛の仕組みを構築し、東京都・施設利用者・民間企業(事業主体と支援企業)にとって“三方よし”となる仕組みを創ることができました。
開業後も、スタッフの募集・採用・育成を含む独立採算性での運営事業において、これまで蓄積したイベント開催のノウハウを活かしながら、都会に住む人のための健やかで豊かなウェルネスの拠点創出に向けて挑戦を続けています。
「livedoor URBAN SPORTS PARK」開業に向けて奔走し続けた社員のストーリーはこちらから
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