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PROJECT実績紹介

長期的に“伴走”し、課題を解決する企業イベント#01

日置電機株式会社 創業90周年記念事業

PROJECT

日置電機株式会社 創業90周年記念事業
(2025年4月14日~18日 日置電機本社、サントミューゼ 大ホール、軽井沢ホテル ブレストンコート)

01. 国内外から1,500人が集った周年記念イベント

電気計測器のグローバルメーカーとして長い歴史を持つ日置電機株式会社様。「創業90周年記念事業」(以下、本事業)は節目の年を祝うとともに、10年後の100周年に向けて「互いを知り、未来を考える」1年間とするために動き始めたプロジェクトだ。当社は実行委員会の一員として、2024年6月から日置電機様に伴走し、本事業の集大成である企業イベントを実現した。

2025年4月14日(月)から18日(金)までの5日間にわたり開催され、期間中は企業イベントとは思えないスケールで日々異なる企画を展開。長野・軽井沢を皮切りに、上田にある本社へとご案内する海外来場者向けツアー「ONE HIOKI TOUR」、本社内ショールームでの展示会「HIOKI FUTURE TECH 2025 -新技術展-」、そしてサントミューゼ(上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館)での記念式典「ONE HIOKI FUTURE」の3つのイベントに国内外からのゲストを含め約1,500人が参加した。同事業は、社員、ステークホルダー、海外からのゲストとそのご家族がお互いに感謝と未来を共有する場を目指していた。

「未来ニ先行セヨ。」をタグラインに掲げ、キービジュアルでは、これから企業として挑んでいきたい宇宙や代替エネルギー事業への思いをビジュアル化。100周年に向けた特設LPに掲載した動画にもそのメッセージを込めた。

「未来ニ先行セヨ。」をタグラインに掲げ、キービジュアルでは、これから企業として挑んでいきたい宇宙や代替エネルギー事業への思いをビジュアル化。100周年に向けた特設LPに掲載した動画にもそのメッセージを込めた。

「本事業を通して、10年後に来たる100周年に向け社内のモチベーションを高め、未来を思い描いていただくことが目的でした」と本事業のプロデューサーを務めた当社の企画制作部 山本洋平は語る。

当社は従来の“依頼を受けて実行する”形式ではなく、企画から実現までを一貫して支える“伴走型コンサルティング”の姿勢で本事業に臨んだ。イベントの設計や演出はもちろん、日置電機様で働く皆さまをどんな風に巻き込んでいくか、という“関り代(かかわりしろ)”の創出を大切にした。

日置電機様と当社の間でより深い関係を築くため、定例会議では日置電機様も含めた実行委員に向けて「“関り代”という言葉を何度も使っていました。こちらが提示したものを実行するだけではなく、働いている皆さん自身が10年後の100周年に向けて何ができるか、どんな会社でありたいか、未来を考える機会をつくりたかったんです。この事業を“自分事”として捉えてほしくて」(同・山本)

02. クライアントに寄り添いイベント実現まで伴走

当社はこれまで数多くのイベントを手がけてきたが、「開催場所や内容・集うゲストが異なるイベントが5日間連続して開催される。これほどまでに大規模な企業イベントは初めてでした」と、営業企画室の一条結花は振り返る。一条はファーストコンタクトから一貫して営業窓口を担い、クライアント様との会議のほか、イベント当日の現場も担当するなど、本事業の成功には欠かせない人物だ。

もともと日置電機様と当社の間には取引関係があったわけではなく、本事業のコンペに当社が参加希望し、面談したことで接点が生まれた。

「3社が参加するコンペでのプレゼンで、当社は企画の立案からディレクションだけではなく、企業の風土を反映しながら、企画し実施まで一気通貫でサポートできることを熱意をもって伝えました」(一条)

イベントにおいては、複数の業者が関わることで意思疎通にズレが生じ、結果として実現したい内容にブレが出てしまうことがある。しかし当社では、企画から当日の運営まで同じチームが一貫して対応することで、クライアントと同じ熱量を保ちつつ、柔軟かつ臨機応変に取り組む体制を整えている。

「日置電機様の想いを汲みながら伴走できることをお伝えしました」と山本は語る。

どんな内容か想像しやすいように、誰が見ても分かるビジュアルに落とし込むように工夫した結果、当社をご指名いただき、2024年6月から本格的にプロジェクトが始動した。当初決まっていたのは、イベント期間と会場、そして「誰に向けたイベントか」ということだけ。「日置電機様は地元・長野で知らない人はいないほど地域に根付いた会社です。80周年のイベント時よりも社内の団結力を高め、次の100周年に向かって会社としての指針を持つ必要がありました」と一条は語る。

イベントを通じた課題解決を目指す当社は、日置電機様の展示会、式典など各推進チームと定期的に分科会を開催。月に5〜6回、累計約80回のミーティングを重ね、ファシリテーターとして各チームの要望や意見を丁寧に拾い上げた。ワークショップや全社アンケートも実施し、働く方たちが積極的に会社について考える機会を創出した。

<中編へ続く>

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