祖父は建築士で、私の幼い頃には滑り台やブランコなどの遊具を作ってくれたり、自宅も自分で建ててしまうような人で、ものづくりの素晴らしさや楽しさを教えてくれました。私は昔から絵を描くのが好きだったこともあり、必要なものは何でも自分で作ってしまう祖父に憧れて、祖父と同じ大学・学科に進学し、建築について学びました。 学生のときに、構造アート作品のコンクールに応募して、そこでグランプリをいただいたことがあるんです。そのときの審査委員長の先生に「TSP太陽って知ってる？」と教えていただいたのが、会社を知ったきっかけです。 私はイベントに行くのが大好きで、音楽フェス、フードイベント、スポーツ観戦、展覧会など、いろんなイベントに遊びに行きます。TSPについて調べてみたら、私も行ったことがある様々なイベントを手掛けている会社だとわかり、「とっても楽しそう！」という印象で、就活ではTSP太陽一社だけに応募して、無事に入社することができました。 インターンではスーパーゼネコンにお世話になり、大勢のチームで5年や10年かけて一つの大型物件を作る仕事も素晴らしいと思いましたが、私はそれ以上に少数精鋭で短期間にどんどん新しい挑戦を続けられるTSPの仕事に魅力を感じ、「私がやりたかったことだ！」という気持ちでTSP太陽への入社を決めました。

TSPでは計画設計部という部署で、イベントの会場設計や装飾、行政への提出書類作成や申請業務を担当しています。営業担当が案件を獲得した次の打ち合わせからは客先に同行して、会場の設営から原状復帰までを想定した、イベント全体の設計に関わります。 私はまだ入社したばかりですが、この前は日本で最大級のビジネスマッチングイベントの案件で、お客様との調整から会場のレイアウト、看板やサインの作成と入稿、当日の現場対応まで任せていただきました。約600社の出展に関わる図面作成のほとんどを一人で担当したので大変だったのですが、先輩たちはみんな「何でも聞いてね」と言ってくださるので、「それなら私にもできるかもしれない」と思えましたし、そのおかげで、直前での追加や変更などのトラブルも何とか乗り越えて、イベントを成功させることができました。最後はお客様に「ありがとう」と握手を求められて、頑張って良かったなぁと感じました。 そうやって「聞きやすい環境」をつくって新人にも挑戦や成長の機会を与えてくれるのがTSPのいいところだと思います。先輩たちはみんな優しくて、仕事以外のお喋りやランチもいつも楽しいのが、大好きなところです。 建築学科からの就職先は、ゼネコンかハウスメーカーの二択だと思ってしまいがちですが、学生の方にはぜひイベント会社も選択肢の一つに入れていただけたらと思います。仮設建築だからこその自由度の高さ、意匠の表現の幅の広さで作り出せる、非日常的な感動をぜひ味わってほしいです。 TSPの仕事は特殊な案件も多く、とても面白いのでぜひ一緒に働きましょう！