COLUMNコラム
イベント用大型テント、何を基準に選べばいいか迷っていませんか?
屋外イベントでは、来場者の安全や快適さを守りながら、設営の手間や演出の自由度も考慮する必要があります。さらに、天候対策や収容力、デザイン性など複数の条件が関わるため、初めての方は判断が難しいものです。
そこで本記事では、大型テントの特徴や代表的な製品、選び方のポイントを解説します。
イベント用大型テントは、屋外開催の不安要素を軽減しつつ、多彩な演出や快適な環境づくりを実現できる仮設構造物です。具体的には、以下のような特徴があります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
大型テントがあれば、急な雨や日差し、風の影響を気にせずに、来場者も機材も安心。屋外イベントを予定どおり楽しむことができます。
例えば、防火・UVカット加工が施された天幕や、風速30m/秒相当にも耐える設計のモデルなら、季節や天候に左右されにくく、安全にイベントを実施することができます。
こうした耐候性を持つテントを選ぶことで、長時間にわたるイベントでも安定した運営が可能になります。
TSP太陽の大型テントは、防水性や耐風性を備えた天幕素材、高い剛性を持つアルミフレーム構造によって信頼できるイベント空間の提供を実現可能です。
大型テントは、数百人から数千人規模の来場者を収容できる広さを持ちながら、内部に柱がない構造が多く、自由度の高いレイアウトが可能です。
無柱空間であれば、ステージや照明設備、映像スクリーン、装飾などを効果的に配置でき、イベントのテーマに沿った空間演出がしやすくなります。
さらに、モジュール式の構造を採用したテントであれば、間口や奥行きを現場の条件に合わせて拡張でき、展示会や式典、コンサートなど多様なシーンに対応できます。
近年の大型テントは、国際規格に準拠した強風や積雪への耐性といった高水準の安全性だけでなく、断熱・換気・遮音などの快適性も備えています。
例えば、断熱材を組み込んだ天幕は夏場の熱気や冬場の冷気を和らげ、来場者やスタッフが過ごしやすい環境を提供可能です。
短期の仮設でありながら常設施設に近い快適性と安心感を提供できるのが、大型テントの大きな魅力です。
TSP太陽が提供するイベントにおすすめな大型テントとして、次の3つをご紹介します。
AIRCLAD[X]XPO10は、短時間での設営と撤去が可能で、デザイン性と機能性を高いレベルで両立した最新鋭の大型テントです。
AIRCLADは、ブランド独自の空間を作り上げるイベントアーキテクチャであり、壁面やパネルには自由にグラフィックやブランドロゴを配置可能。イベント会場そのものを広告やブランディングの場に変えられます。
また、断熱性が高く、外気温の影響を受けにくいため、季節を問わず快適な室内環境を維持可能です。さらに環境負荷を抑えたエコ性能も備えており、サステナブルにイベントを運営可能です。
企業ブースや音楽フェス、移動型プロモーションなど、個性とインパクトを重視する場面で特に力を発揮します。
アルフレックステント グランデは、間口10〜30m、奥行き5m単位で自由に延長できるスケーラブルな大空間モデルです。内部は無柱構造のため視界が広く開け、会場全体を見渡せる開放感があります。
ステージや大型スクリーン、照明設備の配置にも制限がなく、大規模な式典や展示会、フェスなどで存在感を放つ空間づくりが可能です。加えて、ガラスウォールや床パネル、特別仕様の照明といったオプションを組み合わせることで、高級感や統一感を演出できます。
耐候性や安全性にも優れており、長時間のイベントや多人数の来場にも安心して対応できる、まさにハイエンドな大型テントです。
アルフレックステント ピッコロは、間口4mまたは6mとコンパクトながら、奥行きを3m単位で柔軟に延伸できる使い勝手の良さが魅力です。
内部は柱のない設計で、圧迫感を感じさせず、狭い敷地や細長い会場でも有効に活用できます。天幕は白やパステルブルー、グリーン、モスといった多彩なカラーが選べ、窓付き横幕との組み合わせによって、明るく開放的、あるいは落ち着いた雰囲気など、イベントのテーマに合わせた空間演出が可能です。
商業イベントや地域の祭り、屋外スポーツイベント、長距離回廊など幅広いシーンで活躍します。コンパクトさと演出力を両立した、多用途に対応できるモデルです。
イベント用大型テントを選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。
それぞれ解説します。
イベントの内容や来場者数に合わせたサイズ選定は、快適で安全な運営に欠かせません。
式典や展示会、物販イベントなど目的によって必要な面積は異なり、ステージや装飾の配置、動線計画にも影響します。
立ち見中心か着席型かでも広さの基準は変わるため、想定より少し広めのスペースを確保するのが安心です。十分な空間は混雑を避け、来場者が快適に過ごせる環境づくりにつながるでしょう。
設営場所の地盤の硬さや傾斜、周囲の障害物、搬入経路の確保は必ず事前に確認しましょう。
地面の状態によっては補強工事が必要になったり、傾斜地では水平を保つための追加作業が発生します。
周辺環境を把握しておけば、資材搬入や作業動線の確保もスムーズになり、設営時間の短縮や安全性の向上にもつながります。効率的な施工計画を立てるための重要な工程です。
大型テントは仮設構造物に分類されるため、建築基準法や自治体の条例への適合確認が重要です。
特に耐風性能、防火仕様、避難経路の確保などは来場者の安全のためにも欠かすことはできません。
基準を満たさないテントは、行政から設置を認められない場合も。事前に安全基準や法令に対応した製品を選び、証明書や構造計算書を用意することで、安心してイベントを実施できます。
ここでは、よく寄せられる設営・悪天候対応・費用の疑問に対しお答えします。
設営や撤去にかかる時間は規模や仕様によって異なりますが、設営は早いものなら数時間で可能です。スムーズに設営・撤去ができるのもイベントテントの魅力の一つです。
また、テント以外に床材や照明、装飾を加える場合はさらに時間を見積もる必要があります。どのようなイベント空間を用意したいか、一度お話をお聞かせください。
急な天候変化において、キャンセルや日程変更が必要になるケースもございます。あらかじめ契約時に対応条件を確認しておくことで、急な天候悪化の際にも安心して判断ができます。
TSP太陽では強風・雨天どちらも対応可能です。安全管理のため、強風時には短時間で解体を行うなど、状況に合わせて対応いたします。
イベント内容や会場条件によって変動するため、一律の料金は設けておりません。まずはお気軽にコチラよりお問い合わせください。
大型テントは、イベントの規模や目的に合った選定と、安全で快適な設営が成功の大きなポイントです。
TSP太陽は、企画立案から設計・施工・運営までをワンストップで対応し、豊富な実績とノウハウで理想的な会場づくりを実現します。
大型テントを設営するだけでなく、照明・音響・内装演出なども含めて総合的に提案できる強みがあり、お客様が思い描くイベント空間を創造可能。
まずはコチラよりお気軽にお問い合わせください。