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COLUMNコラム

イベント業界に広がるBIM活用の波

TSP太陽が描く“イベントBIM”とは

イベントの現場では、毎回異なる会場条件、限られた準備期間、多様な関係者との調整など、複雑な要素が絡み合う。
その中で、より安全に、より効率的に、より魅力的な空間をつくるための手段として、BIM(Building Information Modeling)が静かに、しかし確実に広がり始めている。

BIMとは何か

BIMとは、建物や構造物を3Dモデルと情報データで一体管理する仕組みのこと。
従来の図面中心のやり取りとは異なり、形状・寸法・素材・設備情報などをひとつのモデルに集約できるため、

  • 設計の可視化
  • 関係者間の情報共有
  • 施工のシミュレーション
  • 変更の追跡

といった作業が格段にスムーズになる。

そのため、クライアントにとっても、イベントづくりにおいて、図面を見るよりも視覚的にもわかりやすく、かつタイムリーに情報を共有することができる。
建築業界ではすでに一般化しつつあるが、そのメリットは「建物」だけにとどまらない。

「空間をつくる」すべての業務に応用できるという点が、イベント業界にとって大きな可能性を秘めている。

なぜイベント業界のTSP太陽がBIMに注目しているのか

TSP太陽は、これで大規模な式典・スポーツ・文化イベントなど、多種多様な空間づくりを手がけてきた。2025年に開催された大阪・関西万博でのパビリオン設計・施工をはじめ、今後も数多くのイベントの開催を控えている。その中で、BIMがもたらす価値は非常に大きいといえる。

 1. 現場の“見える化”が飛躍的に進む

イベントは一度きりの空間づくりが多く、図面だけではイメージが伝わりにくいことが多い。
BIMを導入することで、テント、ステージ、観客席、動線などを3Dで再現することができ、現場で「実際はどんな風に見えるか」を事前に共有できる。そのため、設営の段階での想定外の事態を減らすことができ、クライアントの要望に沿ったイベント実現を可能にしている。

さらに遠方のイベント現場でも一度地形や場所のデータを取り込むことで、まるで現場にいるような詳細な打ち合わせが可能に。国内のみならず、海外のイベントでも3Dモデルを使用することでスムーズに対応できる。

 2. 設営・撤去の効率化

限られた時間で大量の作業を行うイベント現場では、事前の段取りの精度が成果を左右する。BIMを導入することで、初めての会場であっても設営前から様々な検証が可能となるため、
• 設営手順のシミュレーション
• 資材配置の最適化
• 干渉チェック
などが可能になり、現場のムダやトラブルを大幅に減らせる。

3. 安全性の向上

大型テントや仮設構造物を扱うTSP太陽にとって、安全確保は最重要テーマだ。
BIMモデルから干渉チェックや動線計画を行うことで、安全性を事前に検証しながら設計・施工を進められる。

設置・撤去ともに時間の制限があることが多いが、BIMを導入することで、安全面も確保しながらスピーディーな設営ができる点も大きなメリットだ。

4. 顧客への提案力が強化される

3Dモデルを使ったプレゼンは、従来の図面よりも圧倒的に伝わりやすい。
「このテントを使うとこう見える」「動線はこう流れる」といった説明が直感的にでき、提案の説得力が高まる。実際に3Dモデルを動かしながら説明できるため、疑問をその場で解決できる。さらに誰が見てもわかりやすいため、意見が活発に行き交うことも。
こうした理由から、TSP太陽はBIMを“次のスタンダード”として位置づけ、積極的な活用を進めている。

TSPMediaでは、当社が取り組むBIM活用の実例や、研究開発の様子、現場での課題、導入の工夫、そして未来の展望まで、幅広く紹介していく。
イベント業界におけるBIMの可能性は、広がり続けている。
「空間づくりのプロフェッショナル」であるTSP太陽がBIMをどう使いこなし、どんな価値を生み出していくのか。

BIMの活用に興味を持った方は、ぜひお問い合わせください。

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