PROJECT実績紹介
巨大な移動式コンサートホール
東日本大震災被災地への復興支援として発案された巨大・可動式空気膜構造のコンサートホール
2013年に宮城県松島で開幕した『ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ』は、2014年に仙台、2015年に福島、2017年に東京ミッドタウンにて実施。
世界的建築家 磯崎新氏が、インド出身のイギリス人彫刻家アニッシュ・カプーア氏と協働し、およそ500名収容の可動式コンサートホールを設計、制作しました。
「アーク・ノヴァ」と呼ばれるこのコンサートホールでは音楽を通して東日本大震災からの復興を支援する為に、スイスのルツェルン・フェスティバルを中心としたアーティスト達による演奏や東北の子供達で結成されたオーケストラによる演奏を披露しました。
国内外のメディアに広く取り上げられ、東北と世界をつなぐ音楽祭となりました。
PROJECT
全てのアーク・ノヴァ案件の設計、製作、施工に携わり、これまでは東北の新しい文化として将来にわたって根付くことを期待してきました。
2017年に開業10周年を迎えた東京ミッドタウン芝生広場にてその巨大な移動式コンサートホールを立ち上げました。
都心に出現した巨大なアート建築の内部でコンサートや映画上映会などを実施し、復興半ばの被災地への応援の気持ちや芸術とのコラボレーションの実現をお手伝いしました。