石巻市水産物地方卸売市場仮設荷捌所

石巻漁港仮設荷捌所

♯仮設建築

OUTLINE

復興の明かりが灯る仮設荷捌所

石巻漁港は世界三大漁場の一つと言われ、漁場資源を活かした水産業が大いに振興、漁獲物の流通や水産加工業の拠点となっておりました。
「東日本大震災の大津波」により漁港や卸売市場、水産工業並びに水産関連産業施設が壊滅的な被害を受け、大規模な地盤沈下による冠水と地盤の液状化が生じました。
水産業が基幹産業である石巻市にとって、これらの産業群の早期復旧は、石巻市の復興の第一歩になります。

PROJECT

開催場所　石巻漁港
受注範囲　デザイン・設計　建設・施工

TSP太陽の取り組みと成果

石巻漁港復興への第一歩として仮設荷捌所を建てることになりました。
弊社は仮設荷捌所における基礎・設営・設備工事のお手伝いを致しました。

施設の一部を引渡しすると、明朝の水揚げ準備の為、夜な夜な続々と多くの船が着岸してきました。
感慨深げにその様子を見守る地元の方々や「おかえりー」と小さな手を振る2歳程の女の子…希望に満ちた笑顔に満ち溢れていて胸が熱くなりました。
改めて私達の仕事が人々のお役に立てている事を嬉しく思うのと同時に、今回の難しい仕事を支えて下さった地元の方々、協力会社の皆様達に感謝の気持ちで一杯です。