PROJECT実績紹介
福島県南相馬市にオープンした「わんぱくキッズ広場」は、東日本大震災以降、外で遊ぶ機会が減ってしまったこども達
に、安全な場所でのびのび元気に遊んでもらいたいという願いから生まれた屋内運動場です。
屋根に優れた透過性能を持つ膜素材を使用することで、まるで外で遊んでいるような解放感を味わえる設計で、屋内にいながら自然の光を感じることができます。クッション性の高い人工芝が床全面に敷設されている1200㎡の広場内では、大人気のふわふわドームなどの遊具で遊んだり、思いっきり走り回ったり、安全に楽しく遊ぶことができます。外の東屋にはミスト装置を設置し、熱中症対策にも配慮しています。わんぱくキッズ広場は、遊び疲れてもひと休みしたらまた何度でも遊びたくなる、こども達が笑顔になる場所です。
PROJECT
テントを扱う会社として私達にお役に立てることはないかと考え、こども達が安心して遊ぶことができる膜構造の屋内運動場をご提案し建設致しました。膜構造の建築は、軽量・柔軟な素性で地震に強く、半屋内や完全屋内など用途に合わせた柔軟な設計ができることに加え、短期間での施工が可能です。膜屋根であれば、自然光による心地よい空間を実現でき、晴れの日は照明が不要となるため、運用コストを抑えられるというメリットもあります。
施設オープンと同時に、まるで相馬野馬追のように元気に駆け出して遊び回るこども達の姿に、関係者一同胸がいっぱい
になりました。
※相馬野馬追
福島県相馬地方において、一千余年の歴史を誇る国指定重要無形民俗文化財の神事。約500余騎の騎馬武者が繰りひろげる戦国絵巻。